小銭は大事A(2014.1.1)

心の片隅で気になっていた料金加算が現実になった。小銭がまた足りなくなって、車がまだ出られない。もう一度連絡先に電話して、急いで修理にくるよう催促したが、「いつ行けるか分らない」との冷たい返事。結局、同じ道を戻り、飲みたくもないコーヒーをまた買うハメになった。戻ってからも腹立ちが収まらず、3度目の電話をした。「遠隔操作とかで開かんのか」「それはちょっと…。あと20分で着きます」「自販機を探していう間に1400円に上がってしもたやないか」「領収書があれば1400円はお返しします」「そんなん取ってへんわ」「じゃあ、差額の200円を返します」えぇー!どっちも領収書がないんやから同じやないか。なんで文句を言ったあとで保障が下がるんや。マニュアルにない対応でオペレーターもパニクったに違いない。結局、時間がかなり経っていたので、係員が着く前にその場を去らざるをえなかった。小銭には気ぃつけなはれや(完-月)


小銭は大事@(2013.12.1)

 先輩の結婚式に出席するため、式場近くのコインパーキングに車を止めた。次の用事があったので、披露宴を途中退席して、急いで駐車場に戻った。精算ボタンを押すと1200円の表示だったので千円札を2枚入金したが受け付けない。よくある釣り銭切れかと思い、幸い100円玉が4枚あったんで、2枚を入金後、千円札を投入したが、また返金される。よく見ると、見たことのない「千円札使用禁止」ランプが点いている。イライラしつつ、連絡先に電話すると、「小銭しか受け付けないので、近くで両替を」とのこと。急いでこのパーキングにある自販機に行くと、今度はこちらは釣り銭切れ。周りに店らしきものもない。小雨も降り出しイライラは更に増す。自販機を探すこと10分。ようやく100円コーヒーを買って釣り銭900円を握りしめ、かけ足で駐車場に。力を込めて精算ボタンを押すと、今度は1400円に上がっていた。小銭があと100円足りない(続く-月)

転んでも…(2013.11.1)

 後ろから襲われると防ぎようがない。20年以上前のことだが、休日の昼間、お気に入りの服を着て、近所をぶらついていたら急に目の前の光景がグラつき倒れてしまった。「地震や」と思った次の瞬間、頭に激痛が走ったので、手で押さえると、血がベットリ。「なんじゃこりゃ」である。上から何か落ちてきたのかとも思ったが、すぐ変な気配を感じて振り向くと、レンガを持ったキモ男がこっちを見てニヤついていた。全く知らんヤツである。さすがにやばいと思い、周りに助けを求めたがみんな「見て見ぬふり」である。やむなく自分で反撃し、なんとか取り押さえたが、刃物で刺されていたらと思うとゾッとする。腹が立ったので、傷を片手で押さえつつ、血のベットリついた服のまま近くの洋服店に入り、キモ男に新しい服を買わせた。店員もびっくりしていた。後から知ったが、男は「塀の中」から出てきたばかりの「懲りない面々」であった。気ぃつけなはれや(月)

赤穂老子(2013.10.1)

 播州人ばかりの飲み会の席で、赤穂浪士の話が出た。年末の義士祭とやらに松平健が来るらしい。歴史は苦手なので聞き流そうとしたが、つい口を挟んで、「それ『赤穂老子』っていう人の名前やと思ってましたわ」、と言ってしまった。その場の全員の凍り付いたような顔は今でも忘れられない。そしてあちこちから「え〜日本人の99.9%は知ってるで」「年末のテレビ見てへんのか」「47士を兵庫県人が知らんとはなァー」と、“常識人”が非難ごうごうで攻めてきた。そしてついには、「赤穂市の労使関係とはちゃうで」とまで落とされるハメに。このままでは引き下がれんと思い、「その47人の名前言うて」と聞いたが、スラスラ言いだす人がいた。こらアカンと思い、話題が江戸時代に変わった時に、「討ち入りの時の姫路城の城主は誰なん」とツっこむと、周りの声が急に止んだ。「誰やったかいなぁ」。ほれ知らんこともあるやろ。残り0.1%の人のことも大事にしぃや(月)

夏の思い出(2013.9.1) 

 仲間と淡路島で海水浴とバーベキューを楽しみ、ウミホタルを見るキャンプを計画したが、大雨で中止となった。雨でもどうせ水に濡れるからと決行を主張したが拒否された。この向こう見ずで恥をかいたことがある。10数年前、家族と近所の海で泳いだ。一人離れて水のきれいな場所で泳ぐと、潮流が速くあっと言う間に沖まで流されたが、潮が速すぎて戻れない。身の危険を感じ監視員のお兄ちゃんに大声で助けを求めて岸に戻った。兄ちゃんによれば、ここは河口の水が流れ込んで危険だそうだ。しばらく子どもと一緒に水辺で遊んでいたが、人が多く泳ぎにくい。気がつけばさっきの場所に戻った。今度は浮き輪も持っているので高をくくっていたが、また沖に流された。さすがに兄ちゃんを呼べないと思い、必死で泳ぐが全く進まない。ついにギブアップして兄ちゃんを呼んだ。「もう泳がないで下さい」と冷やかに警告されたのは言うまでもない。気ぃつけなはれや(月)

何で阪神なんや(2013.8.1)

 週末、連れ合いが大阪の実家に帰っていたので、仕事帰りに大阪に向かう。三ノ宮で一杯引っ掛け、21時に阪急に乗った。普段なら寝ないよう立ってるのだが、梅田駅が終点なので座る。案の定、深い眠りにつき、駅員に起こされたがそれも計算済み。余裕のよっちゃんで、改札を出ようとしたら、キンコーン!改札が閉まる。「どないなっとんねん」と駅員にかみつくと、「これ阪急の切符です」と。「そら阪急に乗ったんやから阪急の切符でええんちゃうんか」と言いながら周りを見ると、「阪神梅田駅」の看板が。「え〜!なんでや」と聞くと、「新開地で乗り換えはったんとちゃいますか」とからくりを説明してくれた。梅田駅も終電でなければ駅員は乗客を起こさないようで、寝たまま折り返して反対方向の終点である新開地に戻り、寝ぼけて向かいの梅田行き阪神電車に乗り込んだのである。0時を回っていたので、何往復していたことか。記憶がない。飲み過ぎには気ぃつけなはれや(月)

ご苦労様です(2013.7.1)

 バスが来ない。10分待っても来ない。もう少し待つかバス会社に電話するか考えている時、昔のことを思い出した。10年以上前、違うバス停まで徒歩5分。38分のバスに間に合うよう30分に家を出て、バス停でタバコを一服終える頃にバスが到着するというのが日課であった。しかし、その日は定刻前にバスが通過してしまった。一時間に一本しかないので遅刻する。腹が立ってタクシーで追いかけたが、予定の駅でも捕まらず終点に。タクシー代5千円と謝罪を求めて詰め寄ったが、運転手は「時間どおり出発した」の一点張り。結局、証拠不十分でジ・エンド。5千円とさらに駅までのタク代を支払い、職場も遅刻。最悪の朝となった。今回も結局、文句を言おうと会社に電話したのだが、スト決行中と聞き、一言、「頑張って下さい」と爽やかに激励し、タクシーで駅まで行っていた。昔の自分ならきっと「ストなんか乗客の迷惑じゃ」と怒鳴りまくっていたに違いない。(月)

悲しきおでん(2013.6.1)

パワハラと言う言葉がまだない頃、県に入って2、3年の俺にやたらと絡む上司がいた。彼は業務を全部俺に振って、自分は窓の外を眺めて一日過ごし、「まだできんのか」「高卒やからな」とか言いたい放題。ある忙しい時、急ぎでない業務を「今日中に」と押しつけられた。勿論、担当でもないのできっぱり断った。すると別室に呼び出され、「文句あるんか」「やれ言うたら黙ってやっといたらええんや」と○○をつかまれた。すかさずつかみ返して「やるんかい」というと慌てて手を離し、「そんなつもりはない」「お前を鍛えようと思って」と急に態度が変わった。あとで、「うまいおでん屋一緒に行かへんか」と機嫌を取りにきたので大人になって店に。しかし、着くなり「オマエのために…」とまた言い訳と説教を始めたので、注文していた大量のおでんが登場した瞬間、「くだらん説教すんな」と言って帰ってやった。今はおらんと思うけど、こんな上司には気ぃつけなはれや(月)

日本一短いメール(2013.5.1)

ほぼ毎日、連れ合いと一回はメールのやりとりをしている。夕方になると彼女から届くのである。これだけ聞くと、我が家の夫婦はコミュニケーションがうまく行っていると思われるかもしれないが、その内容は絵文字なしの「いる?」「いらん」の1往復だけ。つまり、「作るの面倒やけど、晩ご飯家で食べる?」という問いに、「今日も飲むからメシは要らん」という返事のこと。朝は起床から15分で家を出るのでほとんど会話なし、帰宅後も、最低限の事務連絡にとどめているので、平日は合計5分も会話はないと思う。一度、探偵ナイトスクープで総会話時間を調査してほしい。よく、会話が夫婦円満の秘訣とか言うけど、ウソである。たまに時間があいて、家計のことや子どもの教育の話になると必ずケンカになり、収拾がつかなくなる。だから、会話をするかしないかの所で微妙にとどめて、互いに危機を回避しているのである。これが我が家の家庭円満のコツである。(月)

最強のチェックマン(2013.4.1)

強烈なチェックマンの下で仕事をしたことがある。会議となると、一言一句、資料の隅々までチェックすんのは当然やけど、課員で袋詰めした資料をもう一度出して、漏れがないかまでチェックする強者である。彼の得意技は、「てにをは」いじり。いくつもの難所をくぐり抜け、やっとこさ下りた決裁を何度も見直し、「〜の」を「〜に」に変更するほうがいいのでは?といいながら変更の決裁をとるように指示する。最終的には、元の「〜の」に戻るわけやけど、何度も変更させられた。そんな彼がある日、残業までして袋詰めが終わった大量の会議資料を、もう一度チェックしようと言いだしたので、さすがにみんなで拒否。するとあっさりと諦め一緒に帰ることになった。余りにも簡単に諦めたのが気になり、庁舎を出た所でしばらく1号館を見上げていたら、数分後、部屋に灯りが。次の日、封筒全部に開けられた形跡があった。案の定、チェックマンの仕業であった。(月)

居眠り(2013.3.1)

通勤電車で寝るのは気持ちいいもんである。だが「つい寝過ごした」を遙かに越える爆睡で、東は滋賀県、西は岡山県まで旅したことがある。乗り過ごす癖があるので、一時期つり革を持って立っていたが、疲れている時は立ったまま寝過ごしてしまう。だから、最近はドアにもたれて立つことにした。快速電車の下りはH駅以降は下車するU駅だけが左のドアが開くので、左のドアにもたれていれば万一でもホームに転ぶから安心?である。しばらくこの作戦でいくつもりである。たいがいの人はちゃんと手前で目が覚め下車しているのに感心する。そんな中、ビックリするぐらい目覚めのよいおっちゃんが出現した。朝から満員電車の端から端まで届くほどの爆音を響かせ爆睡しているのに、K駅に着くアナウンスがあると必ずいびきをピタッとやめてすっと立ち上がり、何事もなかったように下車する。「あの状況からよう生還したな」と、突っ込みたくなるぐらいである。(月)

体罰とは(2013.2.1)

 監督の体罰が騒がれている。私の母校N工業は駅伝の強豪だったが、陸上部の監督が体罰をした話は聞いたことがない。私は高校で初めてサッカー部に入った。メチャクチャ弱く3部リーグで低迷していた。顧問はルールも知らないし、指導も口出しも一切しない。だが、中学で全国大会に出た同級生が主将になってから急に強くなった。彼が練習メニューを作り、空き缶にコンクリートを流して作ったベンチプレスで筋力を付けた。私は授業はサボっても3時からの練習には必ず参加し、レギュラーとなった。そして2年生でついに1部リーグに上りつめた。だが、1部リーグで見る有名私学は経験豊富な監督、コーチ、マネージャーがそろい、最新の筋トレマシーンを使って体力作りしていると知りガク然とした記憶がある。そういえば毎日授業前に何十kmもランニングさせられるので、陸上部のツレが冗談で「あの朝練は体罰や」とボヤいていたことを思い出した。(月)

黒い明細書(2013.1.1)

 給与明細書が電子化される。連れ合いに明細書など渡したことないので関係ない。ホントに業務や経費の縮減につながるならよいはずだが…。あと、飲み代のかさむお父さんの中には、明細書を見せなくてもよいと喜んでいる人もチラホラいるようである。いろんなテクニックを駆使して飲み代を捻出してきた強者は、きっと新たな手法を考えているに違いない。我が輩は旅費や各種給付金を連れ合いに報告せず、別口座で僅かの小遣いを確保していた。悪いことはできんもので、安心しきっていた頃、銀行から「通帳記帳のお願い」の通知が来た。連れ合いから「これ何?」と聞かれ、ジ・エンド。僅かばかりのへそくりは、生活費に逆戻りした。そんなことを長年繰り返してきた結果、休眠口座が10口以上に達し、どれがどれか分からなくなってしまった。この口座が被災地復興に使われるとのウワサもあったが、天罰ととるかガマンして貢献すべきか、複雑な気分である。(月)


神戸マラソン(2012.12.1)

先日、神戸マラソンで約2万人が疾走した。42kmはどえらい距離である。自分も小6の夏休み、仲間20人と日本海まで約120kmを歩いた経験がある。実家の西脇市から、リュックに食料と水筒と僅かのお金を持って数日間歩いた。朝・昼は出来合いを食べ、夜は飯ごう炊飯して、空き地で就寝。民家でもらう水筒の水は、ぬるくてまずい。頭の中は「どこに行けば冷たい水が飲めるのか」だけになっていた。目に入ったのが喫茶店。突撃して事情を話すと、冷たい水は勿論、ソーダ水までごちそうになった。それ以降、店を見つけては突撃し、食事までいただくコツを学んだ。海に到着して砂浜が見えた時は、足の裏の皮がめくれていることも忘れ、「やったー」と叫んで、服を着たまま海へダイブ。最高に気持ちよかった。マラソン当日の三ノ宮は、足を引きずる痛々しいジャージ姿の群衆がいたが、満足げな表情を浮かべていた。多分、あの時の自分と同じ感覚なのでは。 (月)

貴重な朝の時間(2012.11.1)

あなたは毎朝、起床してから家を出るまで何分かかかりますか。自分は7時15分に布団から出て家を出るまで15分。洗面所に直行して顔を洗い、歯磨きしながらトイレに駆け込み、着替えてから最後に歯をすすぐ。ここまで12分であとの3分は朝ズバのニュースを横目で見て家を30分に出る。朝食は立ち食いそばで済ます。洗顔と歯磨きの順番が普通の人と逆のため、悲劇が起こった。その日も歯磨き後、一度のすすぎでバス停にダッシュ。その結果、カールおじさん風の口ヒゲは残った歯磨き粉で白ヒゲになった。そして誰からも注意されることもなくバス・電車に乗り職場に着いた。トイレに立ったとき、初めて気付いたが、恥ずかしさよりも、誰も教えてくれなかったことに腹が立った。同僚に「なんで言うてくれへんねん」と詰め寄ると、「あまりにも堂々としてるから、何かあるんかと思って…」と。何かあると思ったら理由を聞くやろ。皆さんも出かける時は気ぃつけなはれや。(月)

割り込み乗車は危険です(2012.10.1)

通勤時に、ホームのベンチに座っていた2人組のおばはんが、電車が着くなり最前列に割り込んできた。わざわざ電車をスルーし、席を確保しようとしていた自分の前にである。注意しようとしたが、タイミング悪く降車客に分断されて言えずじまい。こうなれば、絶対先に乗ったると、降車客が全員降りた瞬間におばはんの前に松葉杖を突き出し、ケガしてる足を車内へ。すると、おばはんらはこともあろうに松葉杖を蹴飛ばし、平然と乗り込んだ。さすがに血圧は上昇。おばはんに詰め寄り「何しよるんじゃ」と注意し続けたが無視。次の駅に着いた時、ようやく口を開いた。「すみませんでした。あ〜コワ、あ〜コワ」と、人をおちょくるような言い草である。さらに血圧は上昇したが、他の客には、「おばさんらが恐い兄ちゃんにイジメられてる」という目で見られそうなのでその場を離れた。割り込み乗車は危険です。皆さんもこんなおばはんらには、気ぃつけなはれや。(月) 


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