書記局短信 2010年度


    INDEX
●本部はドコドコ? 8月20日号 ●サインに気づこう 9月5日号
●おっさんに感謝 〜ヒビからの救出〜 9月20日号 ●河川を守り、おこづかいも守る! 10月5日号
●強い意志で闘う、禁煙への道! 10月20日号 ●夢を抱くこどもたちへの責任 11月5日号
●かわいい乱入者 11月20日号 ●ある夜の、哀しき満員電車 12月5日号
●「圏外」で居る努力 12月20日号 ●新たな目標!脱オヤジ 1月20日号
●出没注意 2月5日号 ●わたしの字の誕生秘話 2月20日号
●軌道に乗った開発!と作業服の正体 3月5日号 ●大震災で被災された方へお見舞い申し上げます 3月20日号


大震災で被災された方へお見舞い申し上げます
 東北地方太平洋沖地震により、東日本では甚大な被害をもたらした。未だ全容が明らかになっていないが、被害は日ごとに拡大し、被災地は、まさに地獄絵図と化している。特に阪神淡路大震災を経験した私たちにとって、居ても立ってもいられないことと思う。また、地震、火事、津波による被害だけでなく、原子炉の「安全神話」が簡単に崩壊したことにより、周辺住民は放射能という「見えない恐怖」にも震えている。そんな中、どこかの知事の「天罰」発言には怒りすら通り越し、本当に情けなく思う。原子炉周辺に住む知人から友人に、「子供だけでも預かって欲しい」との連絡が入り、先日、空港へ迎えに行ったと聞いた。私が修行している武道の教えに「半ば己のため、半ば人のため」という言葉がある。被災地では、ボランティアの受入体制すら整っていない状況であるが、できることはある。多くの人が「半ば人のため」を想い行動することを切に願う。月


軌道に乗った開発!と作業服の正体
 某首長が施工主の大規模開発があった。多くの許認可が必要だが難航していた。遅れを取り戻すため、現地解決型をウリにしていた県民局がここぞとばかりに会議を開いた。各事務所は、これまでも時間をかけ丁寧に指導していたのにと乗り気でなかった。その日、局長の隣にいた作業服のおっさんが「許可が出ないから遅れている」「どうしたら早く許可してくれるのか」と、まるで各事務所の担当が悪いかのような発言をした。たまたま代理出席していた私はガマンできず、「指導したとおり訂正して、はよ持ってきたらええんや」と大声で言い返した。すると、堰(せき)を切ったように次々と声が上がり会議は中断に。隣の主幹が、「あの町長はゴリ押しばかりするから困ってたんや。よう言うてくれた」。町長・・・?「もしかして、さっきの作業服のおっさんは町長?」、まぁ町長であろうとなかろうと関係ないが。皮肉なことに、その後、この会議をきっかけに開発は軌道に乗ったのだ。月


わたしの字の誕生秘話
本部では、いつもノートが手放せない。折衝や交渉のたびに自分や相手の発言のメモを取るためである。本部ではその機会も量も半端ではない。この半年間で使ったノートは5冊を超えた。ただ、メモは職場でも取っていた。新規採用の頃、周りの言っていることが全然分からず、一生懸命メモ帳に書いて、後で先輩や同僚に意味を聞くことを繰り返した。おかげでメモるクセが身についた。メモを取って思うのが、普段から文字を書く大切さである。書き慣れてないため、途中で手が疲れ、字も汚くなる。そのため、後でパソコンに清書する際、自分の字が読めないこともしばしば。子供の頃、字を書くことが嫌いだったことが悔やまれる。裏が白いチラシを探しては、意味のない絵をよく描いていた。当時のことをおかんに聞くと、「そういえば、あんたにはノートを1冊も買ってあげたことがないわ」と簡単に言われてしまった。字が汚い理由がここにあった。月


出没注意
モンスターペアレント、クレーマーが話題になって久しい。この対応に疲れて病気休職した教師が相手を訴えたことがニュースにも。ゲームの世界では「妖怪」は倒せばいいが、現実はそうはいかない。私たちの職場でも人ごとではなく、苦労している組合員も多いのでは。窓口で急にわめき散らし、無理難題を求めてくる妖怪には、「これ」という対処法が必要になるが、一朝一夕で身につくものではない。経験を積み、身につけていくが、相手もまた成長し、イタチごっことなる。ある日、運悪く女性が捕まっていた。目には涙、もう限界である。直ぐに駆けつけたと同時に「お前とは話さん、アホ」と捨て台詞を吐かれ、逃げられた。その後数ヶ月に渡る長きバトルの結果、ようやく退治することに成長したが、後日、他に出没して暴れているとの連絡が。息の根をとめなかった自分の優しさを反省。「ゲゲゲの鬼太郎」最終話のように妖怪退治はまだまだ続くようです。月


新たな目標!脱オヤジ
TVで、どこからが「オヤジ」になるの?ということで、休日の服装がジャージなどの軽装になったら「オヤジ」と言っていたが、今まさにその状態にある。ポッコリ出たお腹にも負担が少なく、たいがいの場所に出かけることができるジャージは必需品である。先日、娘が「この隣に写っている人は誰?」と小さい頃の写真を見ながら聞いてきた。見ると、私を指している。冗談と思いつつ、小声で「お父さんや・・・」と返すと、娘は驚いた表情で、写真と実物を見比べている。たしかに20代とは違い頭も坊主で、かなりの「オヤジぶり」を発揮しているが、「今に見とけ」と心の中で言い返した。とりあえず今年の目標に「脱オヤジ」を追加することになったのは言うまでもない。月


「圏外」で居る努力
酒の席では、他のグループの声が楽しそうに聞こえ、つい反応すると他人が話しかけてくる。そこから「つれ」になるという良い面があるが悪い面も多い。「つれ」が泥水し、「俺の酒が飲めんのか」と言い始めると、こちらも負けじと注ぎ返す。どこかの海老と同じく「暴走モード突入」である。挙句、「つれ」が、「赤の他人」に戻り、因縁をつける。こうなると最悪だ。店の前でゴングが鳴る。若い頃、よく泥酔して終電にかけ込んだ。扉が目の前で閉まった。顔を出す車掌さんに必死で懇願するようなまなざしを向けたが、奇跡は起こらなかった。酔った上に全力疾走したため、その場でへたり込み、駅員さんに介抱される。金もないので仕方なく駅近くのGSのベンチで夜を明かした。そんな失敗を何度か繰り返してから、10杯以上の酒は暴走モード圏として飲まないことにしている。今は、当時お世話になった多くの人に感謝し、極力静かにお酒を飲んでいる。月


ある夜の、哀しき満員電車
 元町駅から電車に乗り込むと席は満席。あきらめて前方へ移動すると、運良く4人席が空いていた。と言っても、「やから風のオヤジ」が席の中央で、新聞を広げ「デン」と座っている。いつもなら静かに正面に座るがその日は我慢できず、オヤジの片方の太ももの上にドンと腰掛け一言、「邪魔や」。オヤジは少し腰をずらしたものの、今度は新聞を大きく動かし、体に当ててくる。「当たってるやないか、よう考えてんかい」。オヤジは黙って次の駅で降りた。怖かったが、席を空け「これでみんな座れますよう」的な感じで周りを見渡すが、誰1人座ろうとしない。「毒をもって制した」つもりが、こちらの毒にも引いたのか。結局、1人のままで下車した。きっと今頃みんなは競ってその席に座っていることだろう。少し哀しい夜だった。月


かわいい乱入者
 病院前の連鎖座り込み集会中に突然の乱入者があった。乱入者と言っても、17歳前後の男の子3人組。聞くと元暴走族で年少経験有りというかなり「やんちゃな男の子」である。この寒い中、横断幕を掲げ座り込んでる大人達を見て不思議に思ったのか、「何してるんですか」と1人が近くの組合役員に尋ねた。「給料が下げられてばっかりやから、給料を上げるよう偉い人に抗議してるんや」と役員が返すと「デモですか」。少し話すうちに理解したようで、「みんなやんちゃやなぁ。ただ病院の人らおらんかったら困る」と言っている。元暴走族に「やんちゃ」と言われたくないが、たしかに「やんちゃな大人」の集会である。そんな中、役員が本部の月を指さし「先輩がおる」と一言。この子達の興味は一気に族の話に。理解も早いが切り替えも早いのが若者の特技なのか。しかし「突然の乱入者」も病院職場の現状をすぐ理解したのに、当局が理解できないのが不思議である。月


夢を抱くこどもたちへの責任
 子供の頃一度は聞かれたことのある「将来の夢」。皆さんはどんな夢を持っていましたか。幼少期に初めて口にした夢は、たしか「パイロット」。海外に淡い憧れを抱いてのことですが、高所恐怖症の自分の口から出たと思うと・・・。かつて女子小学生の夢には、職業ではないものの「お嫁さん」がありました。しかし、今はそれがありません。女子の現在の一位は獣医師(ペットショップ店含む)で、男子はスポーツ選手がダントツの一位。男子は今も昔もそう変わってないようですが、女子は大きく変化しているようです。ちなみに公務員(警察・消防・自衛官除く)は男女共にランク外。近年は学校にも行かず職業も持たない「ニート」と呼ばれる人が増えている時代。また、夢や希望を持たない若者も多いといわれます。子供を持つ親としては、子供達にはいつまでも夢を持ったまま大人になって欲しいと願います。そんな夢を持てる社会を作っていくことが大人の責任ではないでしょうか。月


強い意志で闘う、禁煙への道!
 病院の禁煙外来には、タバコの値上がり前から急激に受診希望者が増えた。理由は、「他人への健康被害」と言いたいところだが、値上げ前の増加を考えれば、やはり「小遣いがもたない」というのが本音だと思う。タバコ税は、旧国鉄の債務返済や児童手当の引き上げ財源に充てるため、増税された経緯はあるが、戦後物価上昇に伴う値上げはない。今回は子供手当の財源か。愛煙家が減少傾向とはいえ、男性は未だ4割を超える。ちなみに本部役員では約5割。みんな9月末に駆け込み購入した。「なくなれば禁煙」「本数を減らす」などなど、言ってはいるが未だその様子は覗えない。多くが途中棄権という厳しい統計結果がある禁煙への道。簡単にやめた人もいるが、強い意志がないとまたズルズルと愛煙家の仲間入りに。厳しい道ではあるが共にがんばろう。月


河川を守り、おこづかいも守る!
 先日、ある先入観によりちょっとした損に気付かされた。ある町で川が消えた。理由は川近くの地下水を一気にくみ上げたことによる。この町では、ある会社が地下水を飲料水として販売していたが、川が消えあわてて町が条例により販売を禁止したそうだ。しかし「時すでにおそし」、以前のように川に水が流れるには長い年月が必要である。日本でも最近は「わき水」「地下水」など至る所で売られている。たしかに「うまい」。しかし、水道水は飲めないのか?東京での実験結果は、殆どの人が冷やして飲むと、違いに気付かなかった。つまり、水道水も「うまい」ということになる。私は水道水=「まずい」という先入観から、毎朝水を買っていた。たかが百円されど百円、塵も積もれば・・・。毎朝、水筒に冷やした水道水を入れ出かけていれば、一年で3万6千5百円も貯金できていたことになる。年々厳しくなる家計と自身の小遣いを守るため、水筒と貯金箱を買って帰ろうと思う。月


おっさんに感謝 〜ヒビからの救出〜
昨年の事であるが、肋骨にヒビが入った。経験のある人はお判りだろうが、呼吸をしたり、笑うだけでも痛い。最も注意しなければならないのは、くしゃみである。「ハクション」と同時に激痛が走り、思わず「痛ーッ」と言葉が出る。そして、くしゃみをした事に後悔する。激痛から逃れるため、くしゃみが出そうになれば鼻をつまみ止めるしかない。通常、肋骨の骨折などの治療法は、患部に湿布を貼り、胸部に固定バンドを装着し、数週間回復を待つのみである。その当時、病院には行かず、胸部固定バンドを薬局等で探したが販売されていない。「どこかに売ってないかな」と職場で話をしていると「俺、それ持っとるぞ」と言う人がいた。そうです、昨年4月5日の「新聞ひょうご」短信で登場した酔っぱらって電車のホームに落ち、肋骨を折ったあの人である。早速固定バンドを借り、おかげ様で完治した。その当時、おバカなおっさんやと思ったことに反省してます。ス


サインに気づこう
 それにしても8月は暑かった。気象庁の発表では戦後最も暑い8月とのこと。これだけ暑い日が続くと、仕事帰りに冷たいビールを一杯ひっかけたいものです。酒といえば、最近食道がんを公表したサザンの桑田さん。この食道がんは日本で毎年一万八千人も発病しており、その理由の一つにお酒があげられます。酒=食道がんではありませんが、お酒を飲むと直ぐ顔が赤くなる人がお酒を止めると食道がんの発病数が半分に減るといった統計もあるとのこと。また、濃い酒や酒とタバコ両方を嗜むこともよくないようです。酒もタバコも嗜む私には厳しいデータ結果です。しかし、人の体はよくできています。すべての異常に対してではないものの、サインを出します。ただ、仕事仲間を気遣うあまり休まず、サインを見逃すことも。9月になり季節変わりの体調管理には十分気をつけて、サインを感じたら仲間への気遣いと同じく自分の体も気遣って。健康が一番ですから。月


本部はドコドコ?
県職労本部は県庁2号館北側の職員会館4階にあるって知っていましたか。先日、「組合本部ってどこにあるの」と聞かれました。身近な人が本部に出るまで私も知らなかったことを思い出し、若い組合員に聞いて回ると、殆ど知らないという結果に。別の組合員からは、「忙しそうで入りにくかったわ」と言われ、その時は複雑な気分に。私自身本部の仕事は初めてで、あれやこれやでバタバタと。入りにくいという雰囲気もうなずけます。しかし、「公務員をたたいておけば・・・」という時代になり、公務職場に吹く風は大変厳しい今、分会から本部に至るまで仲間との絆を深め、「団結」という力強い風で立ち向かう必要があります。職場で働く仲間を助け合い、暮らしと職場を守る、たたかう本部の一員として、「新風」を吹かせたいと思います。近くへお越しの際は是非本部に立ち寄り、現場の声を聞かせて下さい。8月から情宣担当となりました上月から初めてのお願いです。月